ポケモン剣盾総括 〜弱くても勝てる構築作りを目指して〜
こんにちは、かわかみと申します。
もうまもなく新作のポケモンSVが発売されるという事で、剣盾の主にランクマについての振り返り記事を書いていこうと思います。
自分用の日記みたいな感じの雑多な内容になりますが、よかったら見ていってください!
- ポケモン剣盾に出会うまで
- S1:対戦との出会い
- S2〜S6:自分のやりたい事をやれる構築へ
- S7:転機・初の最終3桁
- S8〜S17:十ヶ月の低迷期
- S18:理想的な構築の完成
- S19〜S26:取り戻した自信
- S27〜:モチベーションの収束
- まとめ
- 最後に
ポケモン剣盾に出会うまで
私がポケモンに出会ったのは小学校1年生の時に発売された「ダイヤモンド」。
当時は対戦とかは特にせず、普通にポケモン集めとかを楽しんでました。典型的なダイパキッズです。
そこからしばらくポケモンには触れていませんでしたが、周りの大学の友達がみんなポケモンを買うと言っているのを見て、ポケモン懐かしいなと感じ自分も買うことにしました。
S1:対戦との出会い
元々レート対戦をするつもりはありませんでしたが、実況者の動画を見て対戦に少し興味を持ちました。また、知り合いから6Vメタモンを貰えたので、対戦をやってみる事にしました。
最初の方はポケモンソルジャーの使用率集計を見て、上から順に、とりあえず一般的な型を調べて育成し、対戦を楽しんでいました。
シーズン1はそんな感じで、スーパーボール級で対戦を終えました。
S1 スーパーボール級(17-18)
S2〜S6:自分のやりたい事をやれる構築へ
S2からは本格的にポケモン対戦にハマっていきます。
S4頃に、「自信過剰珠ギャラドス」の強さに気づき、ステルスロック下で相手をダイジェットで倒す事で多くの相手を制圧できる事に気づきます。
そこで、「岩封+ステロ」から、ギャラドスを通していく構築を使おうと思い、その頃から「ポケモン徹底攻略」で求めるポケモンを探すようになりました。
岩封、ステロ、電磁波を覚え、徹底光線も覚える、さらにタイプが優秀で一撃で倒される事は少ないジュラルドンを採用し、ジュラルドン+ギャラドスでランクマに潜り続けました。
自分のやりたい事を通すという自分の対戦スタイルはここで確立したと思います。特にこのステロ展開は、後に自己最高順位を獲得するS18の大きな礎になります。
S5にあたる4月には大学のポケモンサークルに加入。当時3回生でしたが、すぐに馴染む事ができ、ポケモンについて喋る仲間もできました。
S2 81800位(47-38)1561
S3 16064位(63-53)1672
S4 14155位(141-124)1673
S5 5552位(99-77)1744
S6 8753位(57-41)1701
S7:転機・初の最終3桁
転機が訪れたのはS7。
当時流行の、初手ダイマ構築というものを真似してみようと思いました。
初手ダイマ+ミミッキュ+エルフーンという当時流行りの型があり、この基本形を真似してみる事にしました。
しかし、この月は夢特性の御三家の解禁月。以前の月の構築をただそのまま使うだけでは勝てません。
そこで、自分で初手ダイマ枠を考え、当時最強ポケモンのエースバーン、それと初手ダイマで打ち合えるパッチラゴン、エースバーン受けとして流行っている事を逆手に取ったアタッカー型のチョッキバンバドロ、キョダイセンリツが強いラプラス、というように、初手ダイマ枠を考えていきました。
そして初の最終3桁を獲得。
基本的な構築の枠組みは模倣する事の重要性と、さらにその大枠のもとでパーツを独創的に埋める楽しさも感じました。
S7 665位(61-27)1908
記事↓
この時、「ポケモン始めてたった半年強で最終3桁を取れるって、最終3桁って意外と簡単なんだな!これからも3桁常連になって、たくさん構築記事を書くぞ!」と意気込んでいました。
ここから低迷期が始まる事を知らずに…
S8〜S17:十ヶ月の低迷期
S7までは順調に順位を上げてきたので、このままポケモンが上達していくと思っていた自分でしたが…
鎧環境
S8 11368位(49-32)1679
S9 6431位(50-32)1710
鎧環境(上位禁止)
S10 3175位(86-62)1776
S11 50297位(25-25)1497
冠環境
S12 63204位(29-29)1507
S13 6520位(?-?)1708
13264位(56-46)1641
S14 2381位(?-?)1788
13097位(50-38)1628
冠環境(禁伝1体)
S15 13646位(75-61)1626
S16 14344位(25-18)1609
S17 2471位(94-71)1731
最終3桁を獲得する事ができず、低迷してしまいます。
一度あんなに簡単に最終3桁を取れたのに、その過去の自分を超えられないという苦悩が10ヶ月も続きました。この10ヶ月という期間は、ポケモン対戦を始めてから初めて最終3桁を取るまでよりも長い期間です。
サイクル戦から逃げているのがダメなのかもしれないと、サイクル系の構築を真似てみる事もありました。しかし、どうも上手くいかず、何より対戦してて全く楽しくない。
そこで自分は気づきました。頭を使わない構築を使うのは、自分のポケモン対戦のアイデンティティであると。自分らしい戦い方をするからこそ楽しいんだと。
しばらく結果を残せない期間が続き、モチベーションにも乱高下がありましたが、いつかはまた最終3桁に返り咲けるはず、と信じて対戦を続けました。
S18:理想的な構築の完成
S18で再び冠環境となり、S12〜14でも使っていた「ステロルガルガン+カミツルギ」を再度使うことにします。
S14で最終2000位台とそこそこ手応えはあった構築であり、使い慣れているためとりあえず使ってみました。
厚底ブーツカイリューの減少など、環境的に追い風だった事もあるのか、序盤から勝ち星を重ねていきます。
本ロムとサブロムとで交互にレートを上げていくことで、レートを溶かす心配もなく潜る事ができ、結果として自己最高の成績を残す事ができました。
S18 270位(78-44)1950
965位(80-49)1869
記事↓
10ヶ月ぶりの最終3桁を取れた事、それも270位・レート1950と過去の自己最高を大きく更新できた事、愛用してきた「ステロ+ダイジェット」の戦術で初めて結果を残せた事など、とても嬉しかったです。
さらに、選出やプレイングを固定化でき、自分としては理想的な構築でした。
また、最終3桁に固執していた理由として、構築記事を書きたいというのがあったので、久しぶりに書けるということで、最終日より前からウキウキで記事を書き始め、6000字以上もの分量の構築記事になりました。
S19〜S26:取り戻した自信
S18で自信を取り戻すことができましたが、一方で自分の中でなんとなく満足してしまい、S19~20はあまり対戦はしませんでした。
S19 21240位(8-4)1552
S20 スーパーボール級(1-2)
S21からはダイマ無しの禁伝1体環境が始まりました。
ダイマ無しでの対戦が初めてなので、最初は全く戦い方が分かりませんでした。
S21 27058位(29-24)1550
S21の構築記事を眺めていると、壁+ゼルネアスの記事をいくつか見ました。比較的機械的に動けるこの構築は自分に向いていると感じ、早速使ってみることにしました。
途中までは順調だったものの、途中でなかなか勝てなくなってしまいました。その原因の1つとして、メタモンの使いづらさがあると考えました。
ゼルネアス構築で対ザシアンへの対応としてメタモンが採用されている例が多かったのですが、ザシアン構築側がメタモンを対策していないわけがなく、例えば裏のサンダーに受けられるなど、あまりザシアン対策になっていないように感じたのです。
もっとも、交代を読んだりちゃんとサイクル戦に持ち込んだりすれば良いのかもしれませんが、自分にそんなプレイング能力はありません。
そこで、ザシアン・サンダーにどちらにも強いガラルヒヒダルマを採用、また、対面性能の高いミミッキュを採用した所、みるみるうちに勝ちを重ね、3回目の最終3桁を達成することができました。
既存の構築を自分なりに組み替える事の重要性を感じました。
S22 847位(87-59)1901
記事↓
1月に大きめの試験があったので、その勉強のため10月~12月はポケモンのプレイをお休みしました。
S23 23569位(9-5)1555
S24 ハイパーボール級(7-6)
S25 スーパーボール級(5-3)
1月中頃、試験が終わりポケモン復帰。禁伝1体・ダイマ有の最終月でした。
残り半月しかなかったため、雑に初手ダイマで強そうな構築を考え、3体固定選出+絶対初手ダイマで最終3桁を達成することができました。
S26 821位(44-14)1837
2187位(42-23)1736
記事↓
今まではなかなか届かなかった最終3桁が、人口が減ったとはいえ、ここまで少ない労力でも達成できたのは、自分としては成長したなと感じました。
S27〜:モチベーションの収束
次は禁止伝説2体環境になりました。
上記の構築のテッカグヤをホウオウにして潜ったりしていましたが思うように勝てませんでした。
たまに、そこそこ(2000~3000位台)の順位にも達しましたが、やはり途中から勝てなくなってしまいました。
構築記事を見ても、自分の好きなタイプの構築が無いと感じてしまい、なかなか新しい構築を試すことができませんでした。
S27 3645位(49-32)1678
S28 14178位(7-2)1573
S29 0戦
S30 スーパーボール級(6-1)
S31 2433位(34-17)1706
S32 0戦
S33 11620(20-12)1571
S34からは禁伝・幻全解禁となり、2か月目のS35にちょっと潜ってみたものの全く勝てず、モチベーションが消滅してしまいました。
S34 0戦
S35 スーパーボール級(1-5)
まとめ
自分は、プレイングが弱いながらも、結果として4回、最終3桁を獲得することができ、S18では最終レート1950も達成しました。これは、自分としては満足している数字です。
何より大事だと感じたのは、自分が使っていて楽しいと思う構築を使うことです。
もちろん、時には苦手な構築を使ってみてその立ち回りを学ぶ事は大事かもしれません。しかし、対戦を楽しんでやれる構築の方が、対戦の試行回数も増やせる上に、「もっとこの構築の改善点について考えたい」と構築を研究するモチベーションに繋がります。
そして、もう1つ大事だと感じたのが、構築を組む際の「模倣と独創」です。
人それぞれ、プレイングの癖や、得意苦手などは必ずあります。そのため、ただ良い結果を残した構築を模倣するだけで勝てるようにはなりません。かといって、独創的なアイデアだけでもなかなか勝てないでしょう。先人の考えた構築を参考にしないのは、大変もったいない事です。
そこで、まずは模倣し、その中で自分に合うようにアレンジを加えるのが、勝利への最短の道筋だと思います。そのためには、自分の得意・苦手な戦い方をきちんと知る事が重要です。
最後に
剣盾で対戦に出会えて本当に良かったです。
ポケモンSVでは、テラスタルという、今の対戦よりも自由度が格段に上がりそうな要素があり、とても楽しみです。
ポケモンSVでもポケモン対戦を楽しみつつ、剣盾では達成できなかったレート2000も目指せたらいいなと思います。
お読みいただきありがとうございました!